2015年1月21日

横浜でイケメンに声をかけられた(大道芸@みなとみらい)

「はい、そこのお兄さん〜」
と声をかけてきたのは、繁華街の客引きではなく、イケメン大道芸人のミスターアパッチ(43)だった。

大道芸の街 横浜

横浜は、大道芸がとても盛んな街だ。
【ヨコハマ大道芸】と呼ばれる、2日間で行われる大道芸イベントが開催される。
また、ウェブサイト【ヨコハマ大道芸】では、毎週の大道芸の開催スケジュールも公開されている。

大道芸の開催場所は、みなとみらい地区に点在している。
  • 山下公園
  • グランモール公園(みなとみらいクイーンズモール横)
  • ジャックモール
最も盛んなのは、グランモール公園だ。
ほぼ毎週末に、3人の芸人が1時間交替で芸を披露してくれる。

この日も、グランモール公園の横を通りかかった。
観客に語りかける大道芸人の声が聞こえてきたので、様子を見ようと近づいた…。

ミスターアパッチ(43)

ミスターアパッチは芸歴20年を超えるベテランの芸人だ。
イケメンながら、女性の言葉遣いを織り交ぜる、軽妙な語り口でお客さんを盛り上げる。

メインの芸は、ジャグリング。
彼は、TVチャンピオン「ジャグラー王選手権」初代優勝者なので、ジャグリンは実に巧みだ。



芸の最後に名乗る、ミスターアパッチ



はしごの上でジャグリンをする、大技に挑む。



はしごの上に立ち、ジャグリンを披露する。

燃えるたいまつを投げた

というわけで、ミスターアパッチに声をかけられてステージの中央へ歩み寄った。
一緒にいた息子が、観客のなかから心配そうにぼくを見つめている。

ミスターアパッチのリードで、大道芸にチャレンジした。
観客に礼をしたり、
ジャグリングのピンを投げたり、
EXILEのように重なって踊ったり、と、予想もしなかったようなアクションばかりで、1月の寒さのなか、大汗をかいた。

芸の終盤、火のついた松明(たいまつ)を渡された。
たいまつといっても、大道芸用なので構造は安全にできている。
燃えるのは棒の先端部分の炎上箇所なので、握っている部分は燃えない。

といってもしみこませた油が燃えているので、結構熱い。
しかも、ひとに投げつけるってのは、なかなか怖い。
事前にジャグリングのピンを投げたのが、練習になっているのかもしれない。

えい!とあまり考えずに投げたたいまつは…
見事、ミスターアパッチの手におさまった!

一緒にいた息子は、大喜び。
「1、2、の3!って、かけ声をかければよかったね」とアドバイスまでくれた…。

大道芸は、観客を巻き込むことで、芸が完成する。
ぼくのように芸にちょっと関わるひとはもちろん、
観ている観客全員の参加があってこそ、一体感が高まる。

拍手をしたり、「おお!」と声を上げることで、
芸人も、観客全体も、会場が盛り上がるのだ。

今度の週末も、みなとみらいに出かけようと思う。
がんばれ ミスターアパッチ(43)!

参考
ミスターアパッチ公式HP
Mr-Apatchブログ
MrApatchTV YouTube

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